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ダイナースを考える② 豊富な特典は実際どこまで生かせるのか

前回の続きです。

まずはカードラインアップを公式ページから。

www.diners.co.jp

 

 年会費

一番の問題はこれですよね。

ダイナースクラブ:22000円・家族 5000円 →計27000円・税込で29160円。

銀座ダイナース :25000円・家族 0円    →計25000円・税込で27000円。

ANAダイナース :27000円・家族 6000円 →計33000円・税込で35640円。

 

一番コスパが良いのはやはり銀座ダイナースです。ANAダイナースたかいw

ただし、レギュラーダイナースならダイナースプレミアムへのstepupが狙える。狙うかどうかは別として。ANAダイナースならポイントのANAマイル移行費6000円が0。

それでも僕は銀座ダイナースが良いと思います。銀座ダイナースとの比較はまた別記事で。この年会費に見合うお得さがあるのか考えていきます。

 

グルメ

クレカの名前通り、上記ページの「グルメ」部分が一番の勝負になると思います。

エグゼクティブプラン

何度か行っています。2人で行くと1人分無料になるというもの。

正確には3人で行っても4人で行っても無料分は1人です。6人になると2人分無料になります。試したことないですが、7人以上は2人分無料という理解でよいのでしょうかね。

無料になるのはあくまでprefixのコース部分だけであり、その場で追加した別皿や酒類などは無料にならず、税・サービス料もかかります。エグゼクティブプランだからオリジナルのメニュー以上に値段が上乗せされているということはどうやらないようです。が、そもそも対象になるコースがいくつかあるコースの中でも高めなコースに設定されています。あと、このプランで1人分の支払い時も還元率は通常還元率の1.0%です。エグゼクティブプランかつダイナース特約店みたいなお店では2.0%になるのかもしれませんが、そういう実例はちょっと確認できていません。もしかしたらあるかも。

 

還元率はともかくとして、年会費の元を一番てっとり早く取れるのはこのエグゼクティブプランです。お店のリストをざっとみてこれはという店があるようであればこれは使えるサービスだと思います

 

おもてなしプラン

大概がwelcome drink1杯とかなんですよね。一休にもそういうプランあるし、ANA visaゴールドなら1.7%近くで還元率になるところをダイナースの1.0%で決済に変更してまでのものかと言われると微妙なことが多いと思います。

 

料亭プラン

電話したことがありますが、満席のため予約できませんでした。世の中不景気とかいいつつ、そんなに料亭って人気なんですかね。仮に行けてもものすごい値段がするでしょうから僕のような庶民にはあまり縁がないのですが、せっかくですから会員であるうちに一回は行ってみたいですね。

 

サインレススタイル

接待とか家族団欒などを想定しているのでしょうか。お会計~でなんか気まずい雰囲気になるのを避けたい場合とか。本物のセレブならそういうこともあるんでしょうが、僕のような庶民にそういう場面は発生しませんw それにクレカきるまえに注文があっているか確認を絶対したいので僕がこのサインレスを使用することは未来永劫ないと思います。

 

ナイトイン銀座

すべての店が全面喫煙可なので、僕は使うつもりはありません。こればっかりはダイナースに文句言っても仕方ありません。

 

トラベル

 一番身近なのは海外旅行帰国時に荷物宅配1個可という点。アメックスは往復とも可ですからさすがにそれには負けるものの、2000~3000円くらいの価値はありますでしょうか。

 

 宿泊については、色々なホテルサイトと提携していますが、いずれも高い所ばっかしw 最近は一休のみならずKaligoとか色々ありますし、公式予約でベストレート保証するところも増えてますから、クレカ還元率を考えた時に果たしてどこまでお得にあり得るのか。いずれにせよ予約する前に十分比較検討することが必要ですね。個人的にはダイナースオンラインモールでExpediaなり一休を通す方がよいと思います。ちなみにダイナースを通すと、同じ一休プランでも安いプランは表示されません。比較して気づきました。そのあたりも要注意かと。

 

ホームページについて

ちょっと重いです。エグゼクティブプラン対象のお店リストを見るのもどんどん下まで行こうとすると結構大変です。

 

あとポイントは、visaのように履歴が確認できません。総ポイント数しかアカウントには表示されません。

ボーナスポイントがいくら入ったか、きちんと入っているのかの確認は、自分で履歴とにらめっこするしかありません

これが個人的に一番の手間です。

毎月請求額が決定したらスクショをとって保存しています。それで各項目のボーナスを計算し、足し算をし、先月今月の総ポイントの差額に合うかいちいち計算しています。

オンラインモールのボーナスや特約店のボーナスも概ね翌月には加算されていますし、100円未満切り捨てで計算されているのでそういう複雑さはありません。いい算数になるので錆びついた頭にはいいかもしれませんw

 

どうしても計算が合わないときは電話すれば一応教えてもらえます。ダイナースを信用しろよと言われそうですがw 自分で把握しないと落ち着かないタチなので。どんな場合も原則的に企業相手に性善説はNGだと思っております。今のところポイントトラブルはありませんが。

 

例えば一休をオンライモール経由で予約した時は、オンラインでの予約プランの額に対してしかボーナスは入りません。一休プランが12000円で、当日追加とかして実際の支払いが15000円になってもボーナスはあくまで12000円に対してだけです。明細には15000円とあるので紛らわしくなりますので、実際の当初の予約額を調べるかメモらないと計算するときめんどいです。こんな計算毎月するような人はいないかもしれませんが。

 

まとめ

 結局、数字としてのお得さで考えると、エグゼクティブプランのレストランを年2回くらいは行けるようでなければ年会費分の元を取るのは厳しいのではと思われます。数字にならない価値として言えるのは主に料亭プランでしょうか。一見さんお断り店が予約できたり、おもてなしプランにどのくらい自分が価値を見いだせるか。会員限定での高級店での会食会などもあります。値段も高いですし還元率は1.0%止まりです。トラベル・エンターテインメント・ゴルフは生活スタイル次第でしょう。月並みな言い方ですが、公式ホムペに乗っているようなサービスをざっと見渡してどのくらい活用できるかで決まるんだと思います。そういうのに価値を見いだせる人はそもそも僕のような還元率が1.0%か1.7%かみたいなチマチマしたことを言わないんだと思います。

 

確かにマイラーであればポイントサイトでのマイル収集が一番の武器なのですから、クレカの些細な還元率でどうのとかいうのではなく、クレカならではの数字を超えたメリットに着目するべきだというのもうなずけます。SPG amexはその代表です。しかしそれでも1.25%あるのですから、ダイナースの1.0%というのはどうなんでしょうw ぎりぎり我慢できるラインですかね~ポイント無期限というのは良い点だと思います。

 

ダイナースは独特なサービスの多彩さを持っているのであうあわないがかなり人によって分かれそうです。グルメ好きにはかなり良いカードだと思います。

 

次回はカード種別ごとの違いを考えていきます。

 

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